韓国の人気グループSUPER JUNIORのキュヒョン(29)が14日、自身2度目となるソロ全国ツアー千秋楽公演を、横浜アリーナで行った。

 先月発売し、海外グループ出身のソロアーティストでは初のオリコン1位を獲得したアルバム「ONE VOICE」を引っさげた今回のツアー。6都市で16公演を行い、6万5000人を動員した。横浜アリーナでの公演に「1人でここでできるなんて信じられないです。ファンの皆さんがずっと支えてきてくれたからできました」と感謝しつつ、1万人のファンを前に「僕のまじめなラブコメディー」など20曲を披露した。

 アンコールでは、ファンがキュヒョンにサプライズを仕掛けた。「光化門で」を大合唱すると、プレートを掲げて「まってるよハート」のコレオグラフィーを作った。年内で韓国軍に入隊するとみられており、今回が日本でのラストライブになる可能性が高かった。

 感激の面持ちのキュヒョンは、涙も時折見せながら「今日で日本での公演は終わりを迎えると思います。当分の間歌を歌えないので寂しいです。でも僕がいない間も僕の歌の数々が皆さんのそばにいると思います。また会える日まで元気でいてください。1番大事なことは、僕を忘れないことですよ。みなさん、大好きです」とあいさつすると、会場のファンも「待ってるよー!」と大歓声で応えていた。