アンジェリーナ・ジョリー(41)との離婚で傷心のブラッド・ピット(53)がロス市内のアートスタジオにこもり、彫刻を創作するアートセラピーで傷を癒やす日々だという。

 英デイリー・メール紙電子版によると、ピットは英国人アーティストの友人による指示のもと、朝から晩までスタジオで創作に励んでいるらしく、その間ずっと、悲しい音楽を流しているらしい。

 自宅からバイクで、若いアーティストに人気のエリアにある友人のスタジオに通っているようで、サングラスをかけ、黄色のチェックのシャツにジーンズといったラフな姿で、スタジオに入って行くピットの写真もキャッチされている。

 内部情報筋は同サイトに、「彼は一晩中、悲しい音楽を聴きながら、創作に取り組んでいる。スタジオのみんなは彼の気持ちを察し、そっとしておいている。彼は静かで非常につつましい男だ。アートの飲み込みも速い」と話している。

 昨年9月の離婚劇で世間を驚かせたピットとジョリーだが、離婚はまだ成立していない。そんな中、ジョリーは新たな監督作品「First They Killed My Father」のPRでスポットライトに復帰。

 ヨーロッパを訪問し、ジュネーブで開かれたセレモニーで国連を擁護する発言をするなど、国連難民高等弁務事務所の特使としても活発に動き始めた。ピットもまた、プロデューサーとして自分の映画製作会社のプロジェクトに多数関わっている。(ニューヨーク=鹿目直子)