高橋克典(53)主演のドラマ「特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル2」(30日~来年1月3日午後11時15分)の制作発表が18日、都内で行われた。インターネットテレビ局のAbemaTVで30日から5夜連続で放送される。

 03年にテレビ朝日系連ドラとしてシリーズ第1作が放送。主人公の只野仁は、昼は広告代理店のうだつの上がらないサラリーマン、夜は特命係長として社内外のトラブルを解決するスーパーサラリーマンとして活躍する。高橋は「15年も只野仁をやっています。安定の面白さ、安定感があります。ぜひ見てください」。

 お色気シーン、格闘シーンで、高橋は肉体美を披露する。「いつも通りキックボクシングとジムワーク、あと、ヨガも取り入れました」。只野と肉体関係のある女性アナウンサー新水真由子役の三浦理恵子(44)が「変わらぬ、すごくきれいな体をしています。直場(じかば)で見ていますから」と言うと、高橋は「15年、体を合わせてますからね」とニヤリ。三浦も「ごちそうさまでした」と笑った。

 只野に特命を下す広告代理店会長、黒川重蔵役の梅宮辰夫(79)は、昨年7月に十二指腸乳頭部がんの手術を受け、今年1月にAbemaTVで放送された前シリーズが俳優復帰作になった。その際はNGを11回も出して心配されたが、梅宮は「今回は全然ない。手術をして、昨年の8月に退院して以後は順調です」と復活を強調した。高橋も「周りも心配したけど、今回は1回も(NGが)ありませんでした」とフォローした。梅宮は「ただ、若くないから。車で言えば、30回くらい車検を通ってきたボディーですから、何があっても不思議じゃない。この作品が続く限り、頑張って生きていきます」と話した。