女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の23日放送の第93話が20・1%、(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、てん(葵わかな)は藤吉(松坂桃李)から興行の仕事を教わることになり、寄席の新しい形態を模索する。キース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)は、どつき漫才に変わるしゃべくり漫才を考え、観客に披露するも不評を買う。そこで万丈目(藤井隆)から助言を得て、日常生活をネタにするために奔走。一方、伊能(高橋一生)はトーキー映画を作る決意を藤吉に語る、という内容だった。