村山紘太(23=旭化成)は1組に出場し、14分26秒72で22位となり予選落ちした。1000メートル手前から先頭に立ち、レースを引っ張ったが2000メートル過ぎで失速。集団について行くことができず苦しいレースとなった。

 村山は「結果としては残念でしたが、次の五輪に向けていい勉強ができた。かなり苦しかったですけど、こういう経験もありなのかな。東京五輪で活躍したいと思っている。謙太、頑張るぞ」と同チームで競技を続けている双子の弟に呼びかけていた。

 村山は城西大時代に箱根駅伝などでエースとして活躍。今大会は1万メートルにも出場し、決勝30位だった。