男子準決勝2試合が行われ、開催国のブラジルはホンジュラスに6-0で大勝し、4度目の決勝進出を果たした。ドイツはナイジェリアを2-0で下し、初の決勝進出。決勝は現地時間20日(日本時間21日)にマラカナン競技場で行われる。

 ブラジル代表の主将FWネイマールが、電光石火の得点でチームを決勝進出に導いた。相手DFのパスを足に当て、こぼれ球にいち早く反応。競争となったGKより早くボールに飛び込んだ。開始わずか14秒での得点。五輪最速得点記録となった。ネイマールは自身のインスタグラムで「神様ありがとう」と喜びをつづった。ネイマールは後半ロスタイムにもPKを決め、2得点と活躍した。決勝の相手は母国開催の14年W杯準決勝で1-7と屈辱を味わったドイツ。4度目の決勝で初の金メダルを懸け、因縁の相手と対戦する。