ウオッカ来年も現役続行か/安田記念
<安田記念>◇7日=東京◇G1◇芝1600メートル◇3歳上◇出走18頭
優勝したウオッカ(牝5、栗東・角居)の谷水雄三オーナー(70=タニミズ企画会長)は楽勝のヴィクトリアマイルとは違った展開に肝を冷やした。「直線で出るとこがなかった。いやー、厳しいレースだった」。直線で前が詰まったシーンでは、双眼鏡の視線をウオッカから外してゴールへ向け、残りの距離を何度も確認した。「本当に頭が下がる思い」。心配をよそに、見事な差し切りを決めた愛馬に敬意を表した。
3週前のヴィクトリアマイル後は、年内引退の方向を示した。ただ、あまりの強さが気持ちを揺らしたよう。「この馬は天からの授かり物。生産界に戻して、子孫を残す責任がある。そのタイミングの判断を間違えないようにしないといけない。ただ、ここ2戦を見ると5歳になってさらに充実期を迎えた感じ。勝ち負けは別にして、引き際は秋の予定レースを終えてから考える」と来期の現役続行に含みを残す表現に変わった。現時点では、秋は連覇のかかる天皇賞からジャパンCの予定。その内容次第では、年内引退プランが覆る可能性も出てきた。
[2009年6月8日6時32分 紙面から]
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