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ファスト最後の大駆け狙う/京都大賞典

ファストタテヤマは得意の京都で有終の美を飾る
ファストタテヤマは得意の京都で有終の美を飾る

 京都大賞典(G2、芝2400メートル、7日=京都)に出走するファストタテヤマ(牡8、栗東・安田伊)は、今回がラストランの予定。長く一線級で活躍してきた長丁場の個性派が、菊花賞2着など最も相性のいい京都で、有終の激走を見せる。

 ファストタテヤマの有終の舞台には、京都競馬場が選ばれた。全6勝中3勝を挙げ、02年の京都新聞杯1着、菊花賞2着など大舞台でも好走を見せた思い出のコースだ。担当の安井厩務員は「僕は途中から担当になったんだけど、それでも4年間一緒だったから。寂しさはあるよ…。でも、今まで無事に走ってくれただけでうれしいし、最後も無事に走ってきてくれればという気持ちでいるよ」と愛馬を思いやった。

 とはいえ、もちろん出るだけではない。京都大賞典は一昨年3着、昨年2着の得意舞台。「一昨年は発熱があったし、去年は帰厩後の日数が浅かった。ここ2年と比べれば今年は順調だよ」と激走の下地は整う。引退後は福島県で乗馬となる予定。個性派の引退は名残惜しいが最後の大駆けに期待もかかる。「多くは望まないけど、人気がない時に走るから…」。同厩務員の気持ちに、ファストタテヤマは55戦目もこたえるだろう。【伊嶋健一郎】

[2007年10月3日8時41分 紙面から]

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