日本代表FW金崎夢生(26=鹿島)が18日、アウェーでのW杯ロシア大会アジア2次予選2試合を終えて東京・羽田空港着の航空機で帰国した。

 約5年ぶりの代表復帰戦となった12日シンガポール戦で先発し、前半20分に先制ゴールを奪取。左からの折り返しを鮮やかな左足ボレーで決め、6月は引き分けに持ち込まれた因縁のシンガポールを3-0で下す勝利に貢献した。

 一躍、知名度とハリルホジッチ監督の評価を高めたが、そのシンガポール戦で右太もも横を打撲。活躍の代償は大きく、以後は別メニュー調整を強いられた。17日カンボジア戦も出番はなかったが、手応えをつかんでの帰国。患部の状態について聞かれると「大丈夫です。(復帰時期は)鹿島に戻らないと分からないけど、最終節(22日ホーム名古屋戦)に向けて頑張ります」と切り替えていた。