鹿島のFW高崎寛之(29)が劇的「Vゴール」を決めた。

 1-1の同点で迎えた終了間際。右サイドからのMF柴崎のFKを、ゴール前で相手DFに競り勝ち頭で押し込んだ。直後に試合終了の笛が鳴った。

 高崎は「勝たないとACLが終わってしまうので、気持ちで押し込みました。ずっとセットプレーを練習していたのでよかった」と声を弾ませた。

 鹿島は今大会初勝利で勝ち点3もH組最下位は変わらず。決勝トーナメント進出にはまだ厳しい戦いが続くが、「勝たないと後がないので全力で頑張りたい」と力を込めた。