広島が敵地で新潟に勝利した。新潟は前半6分、FW指宿洋史(24)がFW山本康裕(25)へ絶妙なスルーパスを通し好機を演出。山本はGKとの1対1を決めきれなかったが、序盤から広島を苦しめた。

 均衡を破ったのは広島だった。後半15分、右サイドを駆け上がったDF塩谷司(26)が、途中出場のFW浅野拓磨(20)とのワンツーで最後は左足ミドルを突き刺した。

 反撃に出る新潟は、攻め続ける。後半36分、FW山崎亮平(26)がGKとの1対1を決めきれず。

 同40分、逆に広島MF森崎和幸(34)が追加点を奪った。

 広島は第2ステージ、年間ともに2位。J1通算最多得点まであと2点に迫る広島FW佐藤寿人(33)は、後半10分までプレーしたが無得点だった。