東京は28日、今季限りで退任するマッシモ・フィッカデンティ監督に代わる来季新監督として、2010年途中まで指揮を執った城福浩氏(54)が復帰すると発表した。

 城福氏は08年に東京の監督に就任し、09年にはヤマザキナビスコ杯で優勝。12年から率いた甲府では当時J2だったクラブを1年でJ1昇格に導き、14年まで監督を務めた。

 東京は今季、失点はリーグで3番目に少ない33だったが、得点は34試合で45にとどまった。クラブは攻撃力の強化が必要と判断。在任時、攻守で自ら積極的に動く戦術を採用し、チームを躍進させた城福氏に白羽の矢を立てた。