神奈川大からプロ入り1年目で30試合に出場し、4ゴールをマークした甲府FW伊東純也(22)が30日、柏に移籍することが決まった。

 関係者によると、柏からの獲得オファーを検討。この日までに移籍を決断したという。山形に次ぐ年間ワースト2位の26点しか挙げられなかった甲府の中で伊東は奮闘。個で打開できる突破力から「甲府のスピードスター」の異名もついた。柏はチームトップの14点を挙げたFWクリスティアーノが退団し、10得点のFW工藤は「僕の活躍で日本人のMLSへの見方を変えていきたい」という意気込みとともに米MLSバンクーバーへ移籍する。2人の穴を埋めるため、伊東にかかる期待は大きい。