広島がアウェーでブリラムを破り、1次リーグ2勝2敗とした。今季加入したMF宮吉拓実(23)が移籍後初ゴールを決め、これが決勝点となった。

 広島はFW佐藤がACLのアウェー戦では3年ぶりに出場するなど、盤石の布陣で臨んだ。前半、広島はその佐藤を中心に積極的な攻めを展開。前半8分には、オフサイドになったが左サイドMF清水のクロスに佐藤が抜け出し決定的な場面を作った。そして同45分、佐藤のスルーパスに抜け出したMF宮吉が先制ゴールを決め、いい形で前半を折り返した。

 後半に入っても攻撃の手を緩めず、42分には途中出場のMF柴崎が追加点。リードを守りきった。

 次戦は20日、アウェーで山東(中国)と対戦する。

 ACLは32チームが出場し、1次リーグは全8組で総当たり(ホームアンドアウェー)で実施。各組上位2チームが決勝トーナメント(T)に進む。決勝Tもホームアンドアウェー。優勝すればクラブW杯の出場権を得る。昨季優勝は広州恒大(中国)。