-難しい開幕戦で結果出した

 謙虚に0からのスタートということをやっていたので、結果はチームにとって自信になると思います。言い方として「そういう展開でも勝ち点3取って大きいよ」と言ってあげても良かったんだけど…過去から学んでいかないといけない、勝ち方を覚えていかないといけないチームなので、あえて厳しいことを言いました。勝って反省できるのは、1番いいことかも知れないし、次に向かういい材料が出来たと思います。

 -後半20分にFW山田直輝に代えて投入した下田北斗が、わずか1分後に右CKからMF菊地俊介の決勝弾をアシストした。采配が的中したが、狙いは

 斎藤誠一GKコーチが「このタイミングで替えたらどうですか?」と言ってくれた。ちょうどいいタイミングでFKがあったので。北斗はプレシーズンでも決めていますし、ずっと調子が良かったので、CKを取っていい形で貢献してくれた。まだまだあいつも出来ると思うので、満足せずやってほしい。あいつはチームで1番、シュートやキックでいいものを持っている。努力すれば、いいことはあるのかなと、自分でもちょっとビックリしました。(斎藤コーチとは)ベンチワークも長くやっているから、瞬間、瞬間でいろいろなアドバイスをもらえるのは、僕もありがたい。

 -去年、大けがをしたMF菊地俊介がゴールを決めた意味

 「ダブルボランチが10点取らないと、上には行けないよ」という話をしているので、その1点目を俊介が取ったのは良かったと思いますし、前半もいいFKでポストに当たったシュートもありましたし。あいつは今年、本当にプレシーズンから得点への意識は例年より上がっていて、責任感とか目に見えて結果を出さなければいけないところに向き合ってやっているのはよく分かっているので。そこに続く選手とか、彼を脅かす選手が、どんどん出てきて…馬入に残っている選手にも、まだまだ俺やってやるぞ、という気持ちでやっている選手もたくさんいる。また来週、悩んで同じメンバーでいくのか、違うメンバーでいくのかを考えてやっていきたい。