アウェーのジュビロ磐田が最初にチャンスをつくった。前半6分、MF中村太の左クロスからFW川又が左足ボレー。しかし、シュートはわずかに枠を外れた。

 直後の同7分、今度はホームのサンフレッチェ広島が反撃に出る。左CKからFW皆川が頭で合わせたが、これもゴールの枠を捉えられなかった。

 その後もお互いに好機を演出しながら、無得点。0-0で前半を折り返した。

 後半は広島が攻勢に出た。同6分、皆川がロングパスに抜けだし、左足でシュート。磐田GKカミンスキーの好守に阻まれるも、ゴールを脅かした。

 磐田も同10分、14分とMF松井がドリブルから左足で狙ったが、いずれも広島GK林が阻止した。

 一進一退の攻防が続く中、お互いに最後までゴールネットを揺らせず。0-0の引き分けに終わった。広島は2試合連続で負けなし、磐田は5戦勝ちなしとなった。