<J1:清水3-3京都>◇第16節◇4日◇アウスタ

 後半息を吹き返した京都が、最後の最後で粘りを見せた。前半14分にFW柳沢敦の今季リーグ戦初ゴールで先制したが、前半だけで立て続けに3失点。先制の勢いは一気に吹き飛んだ。だが、後半13分にMF渡辺大剛のゴールで1点差とすると、終了間際にDF李正秀のゴールで追いついた。カウンター攻撃がはまって、価値あるドローに持ち込んだ加藤久監督は「勝ち点1を取れたことは選手のおかげ。90分通じて高いクオリティーを見せた」と、満足げに話した。