<J1:横浜0-0C大阪>◇第6節◇10日◇日産ス

 横浜は前半終了間際にC大阪の司令塔MFマルチネスが退場し、数的優位で試合を進めながらも得点できず、0-0で引き分けた。前半から守りを固めてきたC大阪に対し、両サイドなどから揺さぶりをかけたが、FW陣が好機を生かし切れなかった。木村監督は後半36分に負傷中のMF中村を投入するなど、執念のさい配を見せたが、勝ち点3を奪うことはできなかった。

 途中出場するまでベンチで戦況を見守った中村は「迫力や強さがなかった」と話した。試合終了後は応援席からブーイングを浴びたが「相手が少ない状況で点が取れなかったのだから、ファンももどかしかったと思う」と責任を感じていた。