Jリーグは6月30日、3件の制裁処分を発表した。5月28日の清水-磐田戦(アウスタ)で磐田のサポーターが清水のゴトビ監督を挑発する「ゴトビへ

 核兵器

 作るのやめろ」という横断幕を掲示。激怒した清水サポーターが磐田のサポーター席に乱入し、磐田サポーターに負傷者が出た。Jリーグ側はホーム戦の運営責任がある清水にけん責処分と制裁金200万円を課し、既に当該サポーターを無期限入場停止処分にした磐田を厳重注意とした。大東和美チェアマン(62)は磐田サポーターの掲げた横断幕の内容を誹謗(ひぼう)中傷するものと認めながらも「人種差別には当たらないと判断した。磐田側に防ぐ手段はなく、過失はないと判断したため厳重注意とした」と説明した。

 また、2月に下部組織コーチが公然わいせつ容疑で逮捕された鹿島にけん責と制裁金100万円。5月に所属選手(既に解雇)が酒気帯び運転で現行犯逮捕された神戸にけん責と同200万円が課された。