<天皇杯:清水2-0岐阜セカンド>◇2回戦◇8日◇アウスタ

 昨年準優勝の清水が好発進した。前半序盤は守備を固める相手に苦しめられた。だが、前半44分、入団3年目で公式戦初出場したMF竹内涼(20)がDF辻尾真二(25)のクロスを頭で合わせて、先制点を奪った。同ロスタイムにはFW大前元紀(21)が追加点。後半も終始、ボールを保持して相手を圧倒した。初出場でプロ初ゴールをマークした竹内は「チームの勝利に貢献できてうれしい。プロとして新たな一歩を踏み出せたと思う」と笑顔を見せた。

 アフシン・ゴトビ監督(47)は「竹内は試合を読める選手。練習でハードワークしてチャンスをつかみ、しっかりやってくれた」と満足そうだった。