<J1:大宮1-0清水>◇第16節◇30日◇NACK

 大宮が終盤で意地を見せた。試合は前半から主導権を握られる苦しい展開。しかし、再三迎えたピンチを必死に耐え抜くと後半ロスタイムだった。FWラファエル(29)のスルーパスにMF渡辺大剛(27)が抜け出し、劇的な決勝点を決めた。就任後、初勝利となったベルデニック監督(63)は「闘争心を持って試合をやり通すことができた。戦う姿勢を見せられた」と、選手をたたえていた。