ケガ人が続出していた柏に朗報だ。負傷していた2人のブラジル人選手の復帰にメドが立った。

 左足を痛め、リーグ戦、ACL合わせて3試合を欠場したMFジョルジ・ワグネル(34)が、19日のチーム練習で負傷以来初めてミニゲームに参加。積極的にボールを追い、「今日1番良かったことは、痛みを何も感じなかったこと」と喜んだ。ワグネルは次戦30日の大分戦に向け、「あと2週間でコンディションを上げていきたい。ピッチに立って勝ち点3の力になれるように、練習からアピールしたい」と話した。

 また16日の仙台戦の前半5分に右太もも裏を痛め、交代したFWクレオ(27)も「それほど重症じゃない。10日もあれば良くなると思う」と説明。まだ室内でリハビリを行っている状況だが、大分戦に間に合わなくても、過密日程となる4月上旬からの試合出場は期待できそうだ。