柏が次節11日の磐田戦で、今季リーグ戦初の連勝を狙う。

 MF大谷秀和主将(28)は8日の練習後、6日の横浜戦の2-1勝利について「力のあるチームにああいうゲームができたのは自信を持っていいですけど、1試合だけならどのチームでもできる」と言及。その上で「自分たちは勝ち続けなければ順位(現在9位)を上げることができない。磐田戦で連勝できて、初めてマリノス戦が評価できると思う」とした。

 ただ磐田は柏にとって近年、分が悪い相手。ここ2年は0勝4敗で、優勝した11年ですら0-3(ホーム)、1-6(アウェー)といずれも大敗している。横浜戦で決勝のバースデーゴールを決めて波に乗るFW工藤壮人(23)は「磐田のDF陣は手ごわい。個の能力も高いし、経験も豊富。やりにくいですけど、今の自分自身の調子やクレオとの連係の良い流れを手ごわいDF陣にぶつけて、スコアも内容も上回りたい」と話した。