札幌の選手への来季契約に関する通告が、明日27日に行われる可能性が高くなった。矢萩竹美社長(58)がこの日、「27日以降にやる。(戦力外通告する選手は)おおむねは決まっている」と内情を明かし「段階的にもなるかも」と説明した。通知期限の30日が名古屋戦当日であることを考えれば前倒しせざるをえず、まずは戦力外の選手に通告、その後に来季契約を結ぶ選手に通知する形になりそうだ。

 来季チーム編成は27、28人の方針を固めており、10人前後が構想外となる計算になる。現時点でチームの選手数は34人で、他クラブへ期限付き移籍している保有権を持つ選手を含めると38人。来季新加入する選手も数人予想される。矢萩社長は「34人から20数人になるわけですから、おのずと減ってくる」と大量解雇せざるを得ない状況を打ち明けた。