清水の夏季キャンプ(御殿場市、裾野市)が21日、スタートした。初日は午後練習のみでサーキットトレーニング、インターバル走で約1時間半のメニューを消化。MF小野伸二(30)は「いい感じで走れた。(合宿は)みんなで一緒にいられる時間が長いので、サッカーの精度を上げるために、みんなで話し合っていきたい」と、25日までのキャンプを有効活用する。

 今キャンプでは練習前にミーティングを実施し「W杯効果」を注入する。長谷川健太監督(44)は「ブロックをつくられたときに、そこをどうやって打開するかを意識してやる」と、テーマを挙げ「W杯の映像を使ってミーティングをする。(参考にするのは)メキシコとかチリですね」と明かした。今が旬の最新映像を駆使し、頭と体にイメージをたたき込む。