右足腓骨(ひこつ)の亀裂骨折で今季中の戦列復帰が絶望視されていた浦和MF山田直輝(20)が、シーズン終盤戦に間に合う可能性が出てきた。さいたま市内でランニングなどの個別練習を実施。既にボールを使ったメニューにも取り組んでおり「11月中旬にはチームに合流できると思う。焦らずにやりたい」と見通しを語った。調整が進めば、12月4日のJ最終節神戸戦(埼玉)や同25日の天皇杯準々決勝での出場も見えてくる。山田直は今年1月の日本代表アジア杯予選イエメン戦で右足腓骨を骨折。6月に復帰したが、8月6日の練習中に同じ個所を負傷して戦列を離れた。