コンサドーレ札幌は11日、石崎信弘監督(52)と来季も契約を更新することで合意したと発表した。単年契約で3年目のシーズンに挑む。同監督はこの日、札幌市内で行われたボランティアスタッフとの懇親会に出席。今季道内で参加する最終イベントで、今日12日に神奈川の自宅に戻るが、年末年始は指揮官直々に戦力獲得交渉に出向くことも検討している。

 来季強化費は3億円前後と今季から最悪1億5000万円程度削減される可能性がある。そこで石崎監督は続投発表となったこの日「関東にいる間に(新戦力に)直接話しかけることもあるだろう」と明かした。資金的ハンディもあるため、J監督歴12年の指揮官が直接出馬して口説き落とすことも想定している。

 来季へのビジョンも明かした。U-18から昇格する三上については「サイドハーフは選手が多い。FWもいいかも」と、オフの間はベスト布陣を考えていく。