ACL1次リーグE組のG大阪が「カメレオン作戦」でアジア王者への道をこじ開ける。今日20日はホーム万博で、済州(韓国)と対戦。現在勝ち点3のE組3位で、同組首位天津泰達(中国)の結果次第で負ければリーグ敗退、引き分けでも自力突破の可能性が消える一戦。19日は大阪・万博練習場で1時間の最終調整。MF遠藤保仁(31)は「ロングボールにもショートパスにも対応したい。相手のメンバーと戦い方を見て判断する」と話した。

 済州には5日のアウェー戦で、1-2と逆転負けした。前半は相手得意のパスサッカーに対応したが、ロングボールからの空中戦に切り替えられた後半に2失点。遠藤も「自由にやらせないことが大事」と、中盤の底で柔軟に対応する構えだ。西野朗監督(56)は「ガンバは追い込まれた状態。何としても最高のパフォーマンスを出して最高のポイントを取る」と決意。4年連続の決勝トーナメント進出へ、絶対の勝ち点3を奪いにいく。