日本サッカー協会は10日、U-22(22歳以下)日本代表のロンドン五輪アジア2次予選クウェート戦(19、23日)のメンバー22人を発表した。

 エースFW永井謙佑(22=名古屋)は、磐田GK川口から五輪予選に向け、景気付けのJ初ゴールを狙う。10日は代表合流を前に最後となる今日11日のリーグ磐田戦(ヤマハ)に向け愛知・豊田市内で調整。「ゴールを決めて波に乗りたい」とイメージを膨らませた。かつて五輪予選を勝ち抜き本大会も経験した大先輩川口の壁を破れば、自信も深まるはずだ。

 昨年のW杯南アフリカ大会にはサポートメンバーで同行。川口とも約1カ月以上、練習した。日本代表GK最多の国際Aマッチ116試合に出場した名手のすごさを知っている。「めちゃめちゃ止めているイメージがある。ゴールを決められたら、気持ちいいですよね」。2次予選のため磐田戦後のリーグ4試合は欠場となる。「しばらくいないので、とにかくチームが勝てるようにしたい」。ゴールと勝利の“置き土産”を残し、心おきなく代表モードに切り替えたい。