清水ユース所属のMF石毛秀樹(17)が30日、清水とプロC契約を結んだ。05年の山本真希(現札幌)以来2例目で、ゴトビ監督は4月4日のナビスコ杯新潟戦(アウスタ)での若手の起用を明言。実現すればDF市川大祐(現J2水戸)の持つ17歳7カ月のクラブ公式戦最年少出場記録を約2週間、更新する。

 富士市出身の石毛は清水西に在学中。昨年夏にU-17W杯日本代表として4試合3得点と大活躍し、日本人5人目、清水としては初のアジア年間最優秀ユース選手賞を受賞した。今年は清水の鹿児島キャンプでもJ2京都戦でゴールと猛アピール。今月16日には公式戦出場が可能な2種登録も完了するなど、一気に夢をかなえた。3年契約を結んだ石毛は「この舞台を夢見てやってきたのですごくうれしい。不安はないし、自分の持っているもの出し切りたい」と、決意を新たにした。