10日の京都戦で左太もも裏痛を訴え途中交代したJ2札幌MF小野伸二(34)が11日、札幌市内の病院で精密検査を受けた。特に異常は見つからず、13日以降の練習は、別メニュー調整しながら、本人と状態を確認し、合流日を定める。長期離脱は回避。17日の次節山形戦出場は、オフ明けからの回復具合を見て、財前監督やコーチ陣、メディカルスタッフと小野本人が話し合い判断する。

 7月26日の愛媛戦から3日の北九州戦まで、中3日での3連戦すべてフル出場しており、疲労性のものとみられる。ハーフタイムで交代した京都戦後は、ベンチで患部をアイシング。札幌ドームから出る際は、足をひきずることもなく、普通に歩行しながら移動していた。小野も「ひどくはない。大けがになるのを避けたかったので」と大事を取っての交代であると、説明していた。