Jリーグが29日、15年度のクラブライセンス交付クラブを発表し、J2札幌は、来季昇格への条件となるJ1クラブライセンスを取得した。昨季まで2期連続債務超過も、今季ここまでの営業収入から、債務超過解消への方向性がついたと判定された。これに伴い、札幌はチームがJ2で2位以内の自動昇格圏に入るか、プレーオフで勝ち、3枠目に入れば、J1に昇格できる。野々村芳和社長(42)は「1人1人が頑張った成果。ようやくここまでたどり着いた。ここから、まだまだやらなければならないことはたくさんあるが、ぎりぎりの状態からは脱出した」と話した。