バルセロナがFWメッシの先制弾やFWスアレスの2ゴールなどで、ホームでアルメリアに4-0で快勝した。

 FWネイマール、MFイニエスタ、DFピケら主力を温存したバルセロナだったが、前半33分、右サイドでパスを受けたメッシが相手DFをあっさりかわしてペナルティーエリア内に進入。右45度から左足の綺麗なカーブのかかったシュートでファーのサイドネットを揺らし、今季33個目となるゴールで先制した。後半10分にはスアレスがペナルティーエリア右へ切れ込み、左足で相手GKの右手をはじく強烈なシュートを決めて2点目をゲット。同30分にはMFシャビの右CKをDFバルトラが頭でたたきつけてリードを広げ、同ロスタイムにはカウンターからFWペドロのラストパスを受けたスアレスが、右足で無人のゴールに流し込んでダメ押しした。

 スアレスは「リーガでは集中した試合をしないと勝ち点3を取れないことはわかっている。タイトルは自分たち次第だし、今の戦いを続けないといけない。しっかりと自分たちの色を出さないといけない。一番大事なのはチームの力になること。チームの調子は良いし、勝ち点3はとても大事だ」と話した。

 ルイスエンリケ監督は「簡単な試合ではなかった。決してコンディションは良くなかったが、チームは激しさがあった。セビリア戦に向けて勢いをつけられた」と話した。

 公式戦9連勝としたバルセロナは24勝2分け4敗の勝ち点74で、2位Rマドリードとの4差を守った。