主力を休養させたRマドリードが、残留争いのアルメリアにホームで3-0で快勝した。

 前半44分、相手DFのヘディングでのクリアがワンバウンドしたところを、MFロドリゲスが左足の強烈なハーフボレー。これが見事にゴール左に突き刺さりRマドリードが先制。後半4分にはMFクロースのグラウンダーのクロスがオウンゴールを誘い、さらに同39分、左からのFWエルナンデスのクロスにDFアルベロアが飛び込んで3点目を奪った。

 Rマドリードはこの3得点で6年連続7度目のリーグ100得点を達成した。

 ファインゴールで先制点を挙げたロドリゲスは「すごいゴールだった」と自画自賛し、「皆がW杯ブラジル大会でのウルグアイ戦のようなファインゴールだったと祝福してくれた」と喜んだ。また、アンチェロッティ監督も「毎試合、ハメスは彼の能力、タレントを見せてくれているし、今日も素晴らしい働きをしてくれた」と称賛した。

 この勝利で首位バルセロナとの2差を守ったが、同監督は「バルセロナがつまづくことは考えていない。残り4試合に勝つ事だけを考えている」と気を引き締め、この日ノーゴールだったFWロナルドについては「たとえシーズン終わりまでクリスティアノがゴールを決めなくても、自分は満足だ。シーズン50得点を決める選手なんて、自分は彼を起用するまで見たことがない」とコメントした。