J1東京からオランダ1部リーグのフィテッセへ移籍するDF太田宏介(28)が3日、チームに合流するため成田空港から出発した。

 搭乗前に取材に応じ「楽しみですね。あとは向こうで暴れてくるだけです」と宣言。欧州はシーズン途中での加入で、28歳と遅咲きでの海外挑戦にも「圧倒的な数字で結果を残して代表に戻りたい」と日本代表復帰を狙う。

 J1で昨年はDF登録では歴代最多となる13アシストを記録。ベストイレブンにも2年連続で選出された。年間4位に大きく貢献し、出発の見送りには約200人のファンが訪れ、別れを惜しんだ。同僚の東京DF森重真人(28)も駆けつけ、涙の旅立ち。さらに、同便には年末の格闘技イベントに出場したオランダ出身のピーター・アーツも搭乗。ド派手な船出となった。