マンチェスターCのDFバンサン・コンパニー(29)が乗ったプライベート機が、ノリッジの空港を離陸する際に滑走路から外れ、スピンして止まるという事故があった。英サン紙が報じた。

 同機は制御不能となったが、滑走路から外れた芝生の上で止まったという。コンパニーの他に4人が搭乗していたが、幸いにも負傷者はいなかった。

 現在ケガで戦線離脱しているコンパニーは、9日のFA杯3回戦ノリッジ戦(3-0で勝利)を観戦するために、同地を訪れていた。予定があり、帰路を急いでいたためにプライベート機を使用したという。

 関係者は「なぜ飛行機が滑走路から外れてしまったのか誰も知らない。でもみんなとても怖がっていた。バンサンは、急いでいたから、チームメートと一緒に帰らず、プライベート機で帰ることにした。でも最終的にチーム便に乗ることになった」と説明した。

 航空機の管理をする「センターラインエア」のスポークスマンは「機体は、離陸するには速度が遅すぎた。その過程で滑走路から外れてしまったというのが、今のところ考えられる理由だ」とコメントした。