Bミュンヘン(ドイツ)がホームでPSV(オランダ)を4-1で下し、公式戦4試合ぶりの勝利を挙げた。FWロッベンが3点に絡む活躍をした。

 Bミュンヘンは前半13分、ロッベンが右CKを相手守備陣が整わぬうちに素早くリスタート。ニアでフリーとなっていたFWミュラーの右足シュートは相手GKにはじかれたが、こぼれ球を自らが左足で押し込んで先制。同21分には左サイドからのクロスが相手DFに当たって浮き球のルーズボールをMFキミッヒが頭で押し込みリードを広げた。

 同41分にカウンターから失点し、後半の立ち上がりも攻め込まれたが、GKノイアーの好守などでしのいだ後の同14分、ノイアーのロングフィードを右サイドで受けたロッベンがドリブルで中央へ切れ込み左足シュート。これは相手GKに好セーブされたが、こぼれ球をFWレバンドフスキが頭で押し込んで再び2点リードとし、同39分にはMFティアゴの相手DF裏への浮き球にロッベンが走り込み、飛び出してきた相手GKの直前で頭を合わせてダメ押し点を奪った。

 アンチェロッティ監督は「2-0となった後、少し良くないところもあった。攻めるだけにならないように気を付けないと。少しコントロールを失った。後半も序盤はそうだった。PSVは2、3度危険だったが、そこから我々はまた(試合の流れを)ひっくり返し、勝つべくして勝った。非常にいいサッカーを見せた」と話した。

 Bミュンヘンは2勝1敗の勝ち点6で2位。PSVは1分け2敗の勝ち点1で3位。