アストラ(ルーマニア)のMF瀬戸貴幸(31)が本拠地でのゲンク(ベルギー)戦にフル出場し、劇的ゴールを決めた。1-2で迎えた試合終了間際に同点ゴールを挙げ、2-2の引き分けに持ち込んだ。後半38分に自らのミスが2失点目につながっており、しっかり取り返した形だ。

 瀬戸は土壇場でチームを救った。試合終了間際のクロスに、相手DFをかわして飛び込みヘッド弾。3日のリーグ戦に続く今季2点目、欧州リーグでも14年1次リーグ以来の2点目となった。だが、ブログでは「本当に悔しいです」と、球を奪われて失点に絡んだミスを悔やむ言葉が先になった。続けて「なんとかゴールできて追いつけてよかった」。試合については、まだリーグ戦が再開して1試合しか消化していないこともあり「相手チームとはリズムの差がありましたね」と振り返った。