バルセロナがアラベスを3-1で下し、3年連続29度目の優勝を果たした。「休養が必要」として今季で退任を表明しているルイスエンリケ監督は、リーグ戦は2位に終わり、欧州CLも準々決勝で敗退したが、最終戦で有終の美を飾った。

 バルセロナは前半30分、FWネイマールとのパス交換からFWメッシが中央から左足でゴール左へ決めて先制。同33分にDFヘルナンデスにFKを直接決められて同点に追いつかれたが、同45分、右からのMFゴメスの折り返しをFWアルカセルがスルーし、ファーからネイマールが右足で流し込んで勝ち越し、さらに同ロスタイム、右サイドへ開いてパスを受けたメッシが中央へのカットインから相手DF2人に囲まれながらも絶妙のラストパス。これをアルカセルが右足で決めて突き放した。後半にスコアの動きはなく、このままバルセロナが押し切った。