マンチェスターUのMF香川真司(25)が、30日にも3シーズンぶりに古巣のドルトムント(ドイツ)に復帰することが正式決定する見通しになった。

 既に年俸など個人の諸条件では合意に達しており、クラブ間交渉もほぼまとまった模様だ。完全移籍で4年契約になる方向。

 ドイツのビルト紙は電子版で「香川の代理人であるトーマス・クロート氏は、ドルトムントと合意に達した。同時にマンチェスターUの契約解約書にもサインがされた。ドルトムント移籍への障害はなくなり、あとはメディカルチェックだけ」と伝えた。

 これにより、香川は2シーズン在籍したマンUの退団が決まった。

 30日にドルトムントの病院で行われる予定のメディカルチェックを経て、正式決定となる。

 香川を巡ってはスペインの名門バレンシアも獲得に乗り出しており、一部報道ではマンUとバレンシアとのクラブ間では合意に達していたという。

 最終的には香川本人が、欧州での第1歩を刻んだ古巣への復帰を熱望。欧州の夏の移籍市場が閉まる9月1日ギリギリになって、駆け込み移籍が決定的になった。