<ブンデスリーガ:シャルケ1-0アウクスブルク>◇10月31日◇ゲルゼンキルヘン

 シャルケがDF内田篤人の攻守にわたる活躍でホームでアウクスブルクを1-0で下した。

 右サイドバックで先発した内田は前半37分、自陣で相手パスをカットし目の前の相手1人をかわすと、トップスピードのドリブルで右サイドを駆け上がり、ペナルティーエリア奥まで進入してグラウンダーのクロス。これをFWフンテラールが押し込んで先制した。

 前半4分にMFドラクスラーが負傷で交代を余儀なくされたシャルケだが、フル出場となった内田が後半の同点ピンチを救うなど好守を見せ、自身がアシストした1点を守りきった。

 内田は「契約更新したばかりで下手なプレーはできないと思った。(サポーターも)ウッシー、ウッシーと言ってくれ、歓迎してくれている。勝てない時期もあるが、これ以上のスタジアムはない」と話した。

 シャルケは4勝2分け4敗の勝ち点14で暫定7位。

 リーグ公式サイトは「前線でも後方でも力強さを見せた。1対1の勝率は75%で、彼以上の勝率を残した者はピッチ上にいない。チームで最も多くのボールタッチ数を記録し、決勝点もアシストした」として内田をマン・オブ・ザ・マッチに選出した。