イングランド代表MFデビッド・ベッカム(33)が、米MLSギャラクシーからACミランにレンタル移籍することが決まったと、イタリアの衛星放送局スカイ・イタリアが22日、報じた。ミランのガリアーニ副会長は同局に「交渉は完了した。ビジネス面だけでなく、チーム強化の面でも有益な選手」と話した。期間は来年1月からシーズン終盤までで、レンタル料は発生しない見通しという。

 ミランは今季、欧州チャンピオンズリーグに出られないため、収入の補てんとして客を呼べるスターの獲得を画策していた。ガリアーニ副会長は今冬のベッカム獲得について、可能性が少ないことをにおわせていたが、水面下で交渉を続けていた。現場サイドも歓迎ムードで、アンチェロッティ監督は「もし彼が我々と4カ月、一緒にいられれば喜ばしい」と話していた。

 一方のベッカムは、イングランド代表でプレーを続けたい意志が強く、MLSがオフになる今冬には、体を緩めることがないようミランの練習に参加することが決まっていた。ミランからの正式発表はないが、両者のもくろみが合致して交渉が進められていた。