陸上の世界選手権(15日開幕・ベルリン)に出場する日本の短距離、ハードル陣が11日、ベルリンの競技会場に隣接するサブトラックで初練習した。

 ドイツのフランクフルトで直前合宿を実施してきた男子100メートルのエース塚原直貴(富士通)は「すがすがしい気分」と落ち着いた調子でゆっくりと体をほぐし、青色のトラックの感触を確かめた。女子短距離の福島千里(北海道ハイテクAC)は「いよいよだな」と100、200メートルで1次予選突破を目指す本番が待ち切れない様子。ライバルで親友の高橋萌木子(平成国際大)らと明るい雰囲気で調整した。