国際パラリンピック委員会(IPC)マラソン世界選手権を兼ねるビックゲームで、視覚障害男子の堀越信司(26=NTT西日本)が2時間27分42秒で3位に入った。同女子の道下美里(38=OBRC)も3時間3分26秒で3位になった。2人は日本盲人マラソン協会設定の16年リオデジャネイロ・パラリンピック推薦基準(参加標準記録突破で3位以内)をクリア。推薦順位1位として、日本パラリンピック委員会(JPC)が派遣枠を確定した時点で代表に正式決定する。

 車いすマラソンもパラリンピック代表内定基準(2位以内)が設けられていたが、男子の副島正純(44=ソシオSOEJIMA)が3位、洞ノ上浩太(41=エイベックス)は6位に終わった。SOEJIMAは2位に1秒届かなかった。女子の土田和歌子(40=八千代工業)は7位だった。