陸上男子100メートルで2004年アテネ五輪金メダルのジャスティン・ガトリン(米国)が19日、ワールドチャレンジ北京大会(20日)の主催者から大会出場を許されなかったと明らかにした。「彼らは自分に対する敬意が足りなかった」と主張している。英BBC放送(電子版)などが報じた。

 33歳のガトリンは15日のダイヤモンドリーグ第1戦、ドーハ大会で今季世界最高の9秒74で優勝。06年に2度目のドーピング違反で4年間の資格停止処分を受けたが、復帰後のロンドン五輪では銅メダルを獲得した。主催者はコメントせず、理由は不明となっている。