陸上男子の3000メートル、5000メートル日本記録保持者・大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が21日、自身のツイッターを更新し、福岡国際(12月3日)への参戦を表明した。

 「福岡国際マラソン走りまーす。」(原文まま)とつづった。4月のボストンマラソンで2時間10分28秒の3位に入り、瀬古利彦以来、日本人30年ぶりとなる表彰台に上がった。「初マラソンの自分を超える」と記した自身の写真も掲載。これがマラソンは2度目の挑戦は、国内では初となる。

 福岡国際には世界選手権で日本勢最高の9位に入った川内優輝(30=埼玉県庁)や「3代目山の神」こと神野大地(24=コニカミノルタ)らも参戦の意向を示しており、対決に注目が集まりそうだ。

 日本人3位以内かつ2時間11分0秒以内、または同6位以内でも2時間10分0秒以内なら、20年東京五輪代表男2人を決めるグランドチャンピオンシップ(19年9月以降)の出場資格を獲得できる。