<陸上:日本学生対校選手権>◇最終日◇12日◇東京・国立競技場

 男子200メートルは7月の世界ジュニアに優勝した飯塚翔太(19=中大)が2位に敗れる波乱だった。「スタートで遅れすぎました。体幹のトレーニングができていません」と反省しきり。170センチと小柄な部類に入る小林雄一(21=法大)が20秒52(追い風参考記録)で優勝。「来年は日本選手権で勝負したい」と自信を深めた。飯塚もそうだが高平慎士(26=富士通)ら日本のトップ選手たちは180センチ以上の選手が多いが、小林は「そこは逃げたくないです。短距離は身長ではありません」と意欲を見せた。