インドの反ドーピング機関の幹部は8日、ドーピング違反で資格停止処分になった陸上8選手のうち、3選手が予備検体(Bサンプル)も陽性反応を示したことを明らかにした。筋肉増強作用のあるメタンジエノンなどが検出された。

 3選手の中には昨年の広州アジア大会の女子1600メートルリレーで金メダルを獲得したシニ・ジョゼらが含まれている。インドのスポーツ省はドーピング違反を受け、既にウクライナ人コーチらを解任している。