フランス陸連は18日、1984年ロサンゼルス五輪の男子棒高跳び金メダリストのピエール・キノン氏が17日にフランス南部イエールで窓から転落し、死亡したと発表した。49歳だった。同氏はうつ病を患っており、自殺とみられている。

 キノン氏は83年に当時の世界記録5メートル82を樹立し、翌年の五輪でフランス人として初めて同種目の金メダルを獲得した。