陸上男子ハンマー投げで世界選手権金メダルに輝いた室伏広治(ミズノ)が4日、テニスの楽天オープンにゲスト参加した。個人契約を結ぶ米輸送大手フェデックス社が大会スポンサーという縁から、自身初のテニス観戦。フェデックスのブースでファンと気軽に交流し、錦織の試合を熱心に見入った。終了後にメディア取材に応じたが、そこでかつて競泳選手として五輪に出場した経歴を持つ一般紙女性記者を発見。「えーっ、記者やってんだぁ。アスリートだったのに、何でまた?

 すごいねー」などと興奮を抑えられず、執拗(しつよう)に逆取材。取材される側から、「室伏記者」へと早変わりした。